Born to be wild


先月の29日に一人の俳優が死去したというニュースが飛び交った。

この人の代表作「Easy Rider」のオープニングで効果的に使われている挿入歌、というよりもほとんど「テーマ曲」としての印象が強い曲、それが Born to be wild だ。 Deep Purpleの名曲Smoke on the waterとともに、エレキギターを弾いたことのある人ならば、一度はこのリフを弾いてみたことがあるという曲だと思う。

曲中に”Heavy metal thunder”という歌詞が使われていることからもわかるように、いわゆるヘビィメタルロックの元祖とも言われてるバンドSteppenwolfのヒット曲で、映画に使われた場面(オープニング)も印象的で、歌詞の内容も自由と反体制という当時のアメリカの若者たちの温度を表している名曲だ。

実はEasy Riderの挿入歌にはThe BandやJimi Hendrix、Byrdsなど当時知られていた人やバンドの曲も使われているんだけど、やっぱりこの曲がないとEasy Rider という感じがしない。

これは想像なんだけれども、映画の制作者はこの曲を聴いて映画のアイデアを思いついたんじゃないかと思う。だって、バイクに乗って疾走していくシーンとこの曲の組み合わせは、どんなプロモーションビデオなんかよりも印象的だし、この曲じゃないと似合わないシーンだ。

映画の制作はPeter Fondaで監督はDenis Hopperだ。この二人は映画の主演も兼ねている。その映画はNational Film Registryに登録されているそうだ。アメリカの若者だった頃。そして若者がなにかを生み出そうともがいていた時代の映画は、青っちょろいけどいい映画なんだと思う。

そんな思いをはせながら、青っちょろいヘビィメタルを聴くと盛り上がってくるよねぇ。

Dennis Hopper May,17 1936 – May, 29 2010

合掌

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