利権が生まれる瞬間

彼の死をダシにして、彼の死の原因とは関係ないことを決めるために、官僚が天下ることのできる団体がまた1つ誕生しそうだ。

メジャー3団体一丸!年内にも「プロレス協会」設立(スポニチアネックス)

三沢さんの不慮の死がプロレスメジャー3団体を動かした。自民党の渡海紀三朗文教制度調整会長、元プロレスラーの馳浩文部科学部会会長が発起人となった合同会議は「格闘技興行における事故死について」と題し、3団体の幹部と意見交換を行った。「6月18日は三沢さんが生きていれば47歳の誕生日。あらためてお悔やみする」とあいさつした馳議員は、「プロレス業界として統一された協会、コミッションがない。最低のルールづくりをしてほしい」と要望。日本プロボクシング協会を例に挙げ、選手の資格や健康管理、出場停止制度、講習などコミッション的な役割も持つ「協会」設立を要望した。

三沢さんの事故死と「プロレス業界として統一された組織がない」ということは、まったく関係性がないように思う。事故死については、原因を調査して再発を防止しなければならないのは当然のこと。そして、統一された組織がないからそれを作るというのは「団体側が勝手にやればいいこと」だと思う。

だいたい、エンターテイメントのための興行の統一組織を、国(国会議員?)が主導して作り上げる必要があるのか?と思うのだけど。

プロレスには興味はないんだけど、こうやって利権組織が生まれていくのだなぁ、と実感した次第。

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3 Comments

  • かみまり wrote:

    プロレスもプロボクシングも「興行」だから、本来は文部科学省の入る余地はないと思いますが、その余地を作り相撲(これも本来「興行」だけど)のようにお金が落ちる仕組みにしたいってことなんでしょうね。要するに。
    もしも、この発起人達がそんなことを考えず真摯な人々だとしたら「プロレスリングとプロレスラーの地位向上を計りより人間的な興行が可能な団体にする」ってことなのかもしれないですけどね。
    興行師の喰いものから逃れても政治家の喰いものになっちゃうというだけな気もするけど。

  • ワッキー wrote:

    まぁ、お金のことはよくわからんのですが、何か問題があるとすぐにお役所が立ち入り検査したり事情聴取したりするじゃないですか。
    彼らその度その度に適切な聴取事務所や店舗を探り当てるのが面倒くさくてしょうがないんですよ。
    だから窓口を一本化してくれとくるんですよね。

    飲食店組合なんかまさにそれ。

    いずれにしてもお役所都合で協会設立しろってのは、本当のところどうなんでしょうね?笑

  • >かみまりさん

    私もそんな感じがするのですよ。パチンコ屋の両替利権がその筋から警察庁に利権が移ったときと同じ感じ、というのはあまりにも例えが悪いのかもしれないけど…そんな感じなんですな。

    >ワッキーさん

    窓口の一本化かぁ。たしかにそういう面もあるかもねぇ。ただ、飲食店組合と今回のプロレス興行団体の統一協会(あのハンコ屋はキョウカイの字が違います(笑))では、利権というか財布の規模が違うもんね。果たしてほんとのところはどうなんだろ?

    もしかしたら、文科省在勤の熱狂的なプロレスファンが仕組んで「自分の思うとおりにプロレス界を演出したい」という野望だったりしたら、それはそれで笑えるんだけどなぁ。

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