吉田類の酒場放浪記
BS-TBS で放送している「吉田類の酒場放浪記」(毎週月曜 19:00〜)という番組が好きだ。
吉田類さんという酒飲み(本業はイラストレータ、作家)が、いい居酒屋を巡って酒を呑み、そしてお店の紹介をするという番組だ。
吉田類さんは、ずいぶん前から立ち飲み屋などの居酒屋に関するエッセーを執筆するなどしているんだけど、元々はシュールレアリズムの画家だったらしい(ちょっとびっくり)。
この人がお酒を呑み、そしてナレータがその行動にツッコむ。この絶妙な掛け合い(画面には吉田さんだけが出て酔っぱらいながら喋っているだけなのだが(笑))が面白い。そして、その酒場の魅力を伝える酒の頼み方をする。おつまみも酒場の魅力を伝える。そして、常連客のみなさんなどとも絡むことがある。そんな番組だ。
すでに放送開始から 7 年。1本 15 分にまとめてあるんだけど、いままでに 300 軒以上の酒場を紹介してきている。その中には私も行ったことのある祐天寺の立花や国立のうなちゃん、国分寺のほんやら洞、分倍河原の扇屋、吉祥寺のいせや(ちなみにいせやは記念すべき1回目の放送で、故高田渡さんも画面のすみに出ていたそうです)も含まれていたりするのだけど、ほとんどは知らないお店ばかり。よくもこんなにいいお店を探し出してくるものです。
この番組の魅力は、いい酒場を紹介し、美味しそうな肴を紹介するというだけではない。この吉田類さんの飲み方も1つの魅力なのだ。初めにビールを頼んで、徐々に日本酒や焼酎などをいただく。そして、常連のみなさんと楽しい会話をして、常連からのご相伴にあずかることもある。
番組冒頭は当然酔っぱらっていないのだけど、番組が進むにつれ、だんだんと酔っぱらってくる、その姿を見ているだけでも面白いのだ。番組の最後には必ずお店の外で「いいお店でしたね。でも、この近辺にはまだまだいいお店があるらしいので、もう一軒飲みに行きたいと思います。それでは」というような台詞で締めるのだけど、このときにはロレツが回っていない(笑)。この感じがたまらなくいいのだ。
先日、中板橋の多奈べというお店の紹介のときには、なんとカウンターには有田芳生さんが座っていて(やらせではないらしい)びっくり。番組では一切「有田さんもいました」という紹介はなく、1人の常連客として普通に映っていました。
もちろん、関東地方のお店が圧倒的に多いのだけど、札幌、金沢、会津若松、高地、大阪、京都、鹿児島のお店も紹介されています。
先日の読売新聞夕刊にこの番組の紹介がされているそうです。私の読みづらい文章よりもこちらの方が読みやすいかと思われます。
さて、私もいいお店をもっともっと発掘したいと思ってます。美味しいお酒を呑むことができるように、体調を整えてがんばっていきましょう。
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>ひでさん
いせやは総本店が建て変わったんだけど、雰囲気は昔のままなんだよね。いいお店だよね。
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