一時は芸能界に身を寄せていた Char  。高校時代からスタジオのセッションギタリストとして活躍していたにも関わらず、芸能界デビューをするのだけど、元々の音楽性が芸能界には馴染めなかったのか、テレビなどに出演しても、司会者の質問にはまじめに受け答えしていなかったし、だんだんとテレビから遠ざかっていってしまった。

そして彼は 1979 年 2 月 8 日に覚せい剤所持で逮捕されてしまうことになる。

その後は、カルメン・マキなどが Char  を支援して復活し、彼は原点に戻りギターロックで再生。ジョニー吉長(元バックスバニー)、ルイズルイス加部(元ゴールデンカップス)の2人とともに Johnny, Louis & Char (後のピンククラウド)を結成し、 1979 年 7 月にノーギャラ・ノーチケットなしという「 FREE SPIRIT コンサート」を日比谷野音で開催した。

そのライブ盤がこのアルバム。ということは、 Char  の原点回帰ロックがたっぷり聴けるということだ。 収録曲は野音で演奏さえた曲の一部だし、ギターのチューニングがおかしくなっている部分などを修正するためにオーバーダビングされているんだけど、生々しいロック感はちっとも失われていない。全曲オススメなんだけど、とくに You’re like a doll baby は必聴だ(完全な野音のライブ盤も販売されているので、興味のある方はそちらもどうぞ)。

しかし、面白いことに最近の Char  のアルバムとほとんどテイストが変わっていないのよ。ゴリゴリのギターロックだけを演り続けているわけだ。

錆びれない音楽はやっぱりカッコイイ。

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2件のコメント

  1. 逮捕前のピーク時、学園祭の野音で体験した彼の演奏に、本当に痺れまくった記憶が鮮明に蘇ります。腹に響くライブということも相まって、なんちゅう巧い奴がおるもんやと。

  2. >ぽきさん

    芸能界でアイドルっぽく売り出されていたことに飽き飽きしてきたころですよね。貴重なライブですねぇ。

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