素数の音楽


夏に購入したのだけど、就寝前に読んでいたため、読了したら冬になっていた本。


いまだ証明されていない数理論の中にリーマン予想というものがあります。このリーマン予想は、 2000 年にクレイ研究所が懸賞金を付けた7種類の未解決問題のうちの1つであり、素数分布の研究から生まれたゼータ関数の零点に関する難問のことです。

と、ここまで書いてもなんのことだかまったくわからないと思います。私もわからない(笑)。かいつまんで書くと、あの有名なフェルマーの最終定理よりも難しいと言われている、数学の証明問題です。ほんとうに証明できるのかどうかもわかってはいないけど、ほぼ間違いないことだけはわかっている(らしい)。

だいたい、フェルマーの最終定理の命題は中学生でも理解できるようなものなんだけど、リーマン予想の命題はゼータ関数の自明でないゼロ点は、全て実部が1/2の直線上に存在するとはずという、まったくもって「ほへ??」なもの(笑)。

でも、この本はあまり数式は出てこない。できるだけイメージでリーマン予想なるものを伝えようと書いてくれています。そして、リーマン予想の証明には欠かせない、素数論やら整数論などの数論に関わってきた数学者たちの魅力的な歴史。

数学はダメだけど、数学のエレガントな世界を垣間みてみたいという方にはオススメです。もちろん 478 ページというボリュームと、素数という題材は半年間の睡眠薬代わりとして十分に役割を果たしてくれます(笑)。

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